永遠 静かな日曜日の午後 喧噪は鳴りを潜め 風音だけが耳に届く 心地好い空は穏やかにすべてを覆い尽くし ただ その存在だけを囁いていた かつての何かも思い出せず どこかの誰かも遠い記憶に いつまでも続く この瞬間の連続を 僕はただ眺めるだけ いつしか彷徨い始めた時の中で 自分だけが色を失い 誰もいなくなった部屋の中で 時計の音だけが 意味もなく響いていた