パッケージ いつの間にか壁に囲まれ 俯く その虚ろな眼 壁紙に描かれた青空は リアルよりも 張り付いた笑顔は 影を吸い尽くし 砂漠と化した大地に 青白い光が降り注ぐ 変わらない世界を 沈み行く自分を それでも狂気は薄ら笑う 落ちるのが運命なら 世界が破れるくらいの絶叫を どんな感情だって ベクトル変えて 見果てぬ加速の先に 収束の限界超えて 歯車でしかないのなら 崩壊という名の自由を 渦巻く感情を ベクトル重ねて 貫く覚悟の果てに 仮面を打ち破れ